福岡鶴城レオクラブBlog　　活動を通して”相手の為＋自分の為＝気づき”

昨日　赤坂小学校で行われた　乳がんに関する講演会を拝聴しにいきました。

以前より協力中の子宮頸がんの署名活動をされているNPOグリーンリーフさん主催のものです。

福岡タワーが啓発期間中にピンク色になること、「余命1ヶ月の花嫁」の映画で漠然と知っているだけだったので今回がんに関する知識を更に深め、活動に反映していければという気持ちで参加しました。

＊ポイント＊
男性も乳がんにかかりえる
40歳以上は2年に1回の検診が必要
触診は２ｃｍくらい育たないとわかりにくい（ここまで育つのに10年）
検診率（日本）10~20％　（欧米）70~80％
増加の原因は「食事」　「ライフスタイル」
避妊経口剤（ピル）で発症率が2倍
飲酒・喫煙でリスクは高まる
遺伝の要素は２％
乳管にとどまっているうちに見つけると初期の段階で治療がしやすい
ビタミンＤの摂取
サプリメント類はＮＧ
大豆製品を取るとリスクを減らせる
マンモグラフィの値段　約５５００円


現在の手術状況は乳房温存６０％、摘出４０％ほどだそうです。
温存する方法を選びたくても放射線治療ができなければ選択がむずかしいとのこと。

会場では実際手術を受けて温存できず、再生手術を受けた方のお話を聞く事が出来ました。

その方が強く言っていたことは「何かしこりやそのほか感じたらまず検診をためらわないで！」と訴えていました。

もし早ければ切り取る部分を減らせたかもしれません。再発率が低くなったかもしれません。

検診を受けるのは自分のためでもあり、周りの方、例えば子供の為だったりすることになります。

ＮＰＯを立ち上げた方は３人乳がんでご友人を亡くされています。　私も身内や家族をがんで亡くしました。

闘病中、患者、支える人たち、とても大きな葛藤ややりきれないつらさは大きいです。

だから、大切な人のためと自分のために検診を受けることはとても有意義なことです。

知らないとそのことについて知る機会を見逃します。　啓発運動の大切さを実感しました。

レオ井上